工事前の外観写真です。地震の影響で、瓦が落ちてしまっています。
外壁は、ALCを使用しています。ALCとは、気泡コンクリートと呼ばれる特殊コンクリートの一種です。とても軽くて、耐火性・遮音性・耐久性に優れていて建物の外壁に使用するには最適の材料です。
玄関屋根は、桧の化粧柱をチョウナで仕上げ、垂木・梁・軒天も化粧材で仕上がっています。
玄関框は、欅を使用し、床材はサクラの源平を使用しています。正面に見えるランマは、元々あった物を再利用しています。
玄関収納は、天板、棚を大工が造り、扉は建具屋が取り付ける。工務店オリジナル仕様です。
玄関の天井は、杉のアジロ天井になっています。
玄関納戸には、傘がかけておけるパイプがあり、長靴などの普段使わないような靴などが置けるように可動棚が付いています。
玄関納戸の中には、外からペットの猫が入ってこられるように、ペット用のドアが付いています。
リビングは、9帖ですが隣の部屋との仕切り(3枚片引き戸)を開けば、2間つづきの17帖として利用できます。
リビングの天井は、既存の梁が大きく天井に見えてきてしまうので、梁の廻りにチョウナで加工した木を張り付けて化粧梁のように見せました。
リビングには、造り付の仏壇が付いています。
地袋部分には、蓄熱暖房器が設置されています。空いている部分には、新聞紙などが収納できるように可動棚が付いています。
パソコンなどが、置けるようにカウンターが付いています。
リビングの隣の洋室には、造り付の神棚があります。
寝室にある書院は、リフォーム前にあった書院を利用して再度取り付けた物です。
キッチンは、クリナップのクリンレディが付いています。キッチン上にはオートムーブが付いています。
扉を挟んで、両サイドにカップボードが付いています。
2階に、床の間付きの和室があります。
2階の各部屋にある物入は、1階の屋根を利用して造っています。
各納戸・物入にある棚は、造る前にお客様と打合せをして造っているので用途ごとに棚の造りを変えられます。
パイプも棚と同じで、高さや本数などをお客さまの意見に副って設置します。