若い頃から神社や仏閣を見て歩いてきた会長は、「いつの日か、自分もあんな彫刻が彫りたい」と思い夢見てきました。
そしてやっと70歳になって彫刻の弟子入りをして、今では毎日のように小観音面、翁、小面と面打ちをしていますが、いつかは観音様が彫りたいと、その熱い心の内を私たちに語ってくれる今日この頃なのです。
この面は、天下泰平、安全、五穀豊穣、および家門の繁栄、子孫繁栄、そして長寿の祝福をもたらす神とされています。
【会長の感想】
まさか受賞出来るとは、思わなかったのでとても驚きました。この賞を頂いたことによって、より一層彫刻への思いが深まりました。これからも新たなる作品を生み出すために腕を磨いていきたいです。